遊郭の恋　ありがとうございました

ギャラクシーナイト
【舞と花いけ〜遊郭編〜】

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【場所は中東、廓の表座敷】

康衆が昼間、廓の表座敷に花をいけているところに

お客様がバルロッサに入場

飲んだり食べたりおしゃべりしたり

自由に過ごしながらお座敷が始まるのを待っている

ざわざわとした喧騒のなか、

小紫太夫が座敷へ向かう花魁道中が始まる

道中のさなか、花いけの仕事を終えた康衆と小紫が

遠く距離を保ったまま暫し見つめあう

（今日も逢えた。。。）

言葉を交わせるわけでなく、

肌をふれあえるわけでもない

もうすぐ身請けが決まっているため、

分相応に、愛しい人の元気な顔を見られるだけで十分な小紫

座敷に到着し、お客様に本日の打掛を披露する太夫

（美しいけど、飛んでいくことができない孔雀。。。）

目の前にいけられた花を見て愛しい気持ちがこみあげるが

仕事へと気持ちを切り替える太夫

【盃毎（さかずきごと）と煙管毎（きせるごと）】

禿たちが本日のお客様に盃をお持ちする

「お大臣、両手でお持ちください」

一夜限り夫婦の契りの三々九度の盃

客が飲み干した盃を小紫太夫の前に持ってくる禿

太夫は片手で盃をもち、（※廓では大臣より何より太夫の格が上）

今日のお客を気に入ったら飲み、

気に入らなければプイ！

太夫は

飲み干した盃をお客様に見せ、

その盃を鏡に見立てて、お客の顔をうつし品定め

次に煙草盆が太夫の前に

太夫が口をつけ火をつけた煙管を

今度はお客がのむ

（※吸いつけ煙草の儀は演出の都合上、ステージで省きました）

太夫の合図でお客をもてなす禿たちの舞が始まる

ポールダンスに、頭にシャマダンをのせたベリーダンス

そして、禿と太夫の３人での舞。。。。のはずが、

まだまだ幼い禿たち、太夫に遊んでほしくて甘え始める

叱られたら、今度は禿ふたりで追いかけっこを始める始末

なだめてお客をもてなし、

お客も楽しみだした頃合いを見計らって禿は退場

座敷はお客と太夫の水入らず

小紫太夫は、愛しい康衆のことを思い

決して実ることはない純愛に身を焦がしながらも

一夜の客をもてなす

明け方、

お客を送り出した太夫は一息つきながら

座敷に活けられた花を康衆の代わりに愛でることで

諦めて全てを昇華する

【翌日の表座敷】

朝になり、陽が高くなってきたころ

康衆が表座敷のしつらえに入ってくる

昨夜のかたずけも終わっていない座敷には

太夫の脱ぎ散らかした着物や帯

それを見て、満たされない心と身体のまま

花をいけ始める

逢えなくても触れあえなくても

いけた花は必ず太夫は見てくれる

恋しさや切なさ、自分の持っている気持ちのすべてを

花いけにこめる康衆

そのうち、力を出し切り疲れ果てウトウトしはじめる

うたた寝から気づくと、座敷に太夫が！

夢？現実？

決して二人きりでは逢えない、触れることもできない

そう思っていたのに。。。

自分だけのものにしたい！

何処にもいかせたくない！

幻の小紫太夫を自分の花いけに縛りつけ思いを遂げるが

あくまで幻影

昇華しつつも全てを諦めて生きる小紫太夫と

諦めきれない心と肉体で現世を生きる康衆

廓での2人の純愛を

来場されたお客様に、廓のお客様として体感していただきました💛

※その他の写真や動画はインスタの方に投稿いたします

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こちらの演目、

花いけができるスペースがあればどこでも再現可能です

出演料は格安ですのでご相談ください♡

※禿のダンス種類は都度変わります（主催者側持ち込み可）